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大王製紙の保湿ティッシュを巡る特許訴訟

日本クレシアが大王製紙から訴えられていた特許侵害訴訟のその後

2017年6月6日(火)

花粉症の時期になると、ワンランク上の保湿ティッシュを購入する私。
保湿ティッシュもメーカーによって、肌触りの違いはありますが、私のお気に入りはクリネックス。

そのクリネックスの製造・販売元、日本製紙クレシアが、特許侵害で大王製紙から訴訟を起こされていました。

提訴に至る前の2011年8月に、クリネックスティシューアクアヴェールが大王製紙の特許を侵害しているとし、警告書を送付。

ところが、双方の交渉は進まないまま、まったくの平行線で2012年3月に訴訟に踏み切った模様です。

この裁判で東京地裁は日本製紙に特許侵害に該当する部分がないとして、大王製紙の訴えを棄却。
大王製紙はこの判決に不服を申し立て、再審に…。

結局、2016年9月28日に日本製紙は知的財産高等裁判所で勝訴しました。

日本製紙クレシア、大王製紙提訴による特許権侵害訴訟控訴審で再び勝訴 日本製紙グループ

知的財産高等裁判所は2004年4月に設置されたもので、知的財産にまつわる事件について各専門分野に詳しい専門委員制度を導入しています。

特許権の訴訟は複雑な問題も多いため、あらゆる角度から専門的な検証をする必要があり、そういう点でも知的財産を守るうえで専門性の高い裁判所です。

大王製紙といえば、2010~2011年にかけて創業家出身の会長が100億円に及ぶ背任事件を起こして大騒動になった過去も。

そして、この度、知的財産高等裁判所が下した敗訴。

勝訴を狙っていたのでしょうが、何とも痛手の大きい結末になってしまいました。


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