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堂島ロールが堂島プレミアムを訴えた問題

堂島ロールと堂島プレミアムロールは余りにも似過ぎ!?

2017年4月12日(水)

スイーツにうるさい女子たちに、相変わらず人気の高いロールケーキが「堂島ロール」。
一時は大阪まで出向いて購入する熱狂的なファンもいたほど。
私もお土産でいただいたことがありますが、ふわふわのスポンジに包まれたクリームが上品な甘さ。
一口食べただけで、大ヒットの理由がわかりました。

それから、家の近所のケーキ屋さんでも、似たようなロールケーキが、○○ロールと地元の町名を商品名にしてショーケースに並んでいました。
こうした便乗商法は他でも起きていたと思うんですが、問題は商標名も商品も似ている「堂島プレミアロール」。

昨年の8月に「堂島プレミアロール」を製造、販売するモンシェールが自社の商標権を侵害され、損害を受けたことを理由に、「堂島プレミアロール」にロゴの差止を求めていました。

「堂島ロール」が誕生したのは2007年。
一方、「堂島プレミアムロール」が2012年に設立されています。

仮処分で、ロゴの差止が命じられてから、「堂島プレミアムロール」の製造は終了。
ロゴも今後使うつもりがないというのが被告側の意見です。

「堂島ロール」類似商品訴訟。大阪地裁で初弁論、被告側は争う姿勢 知財情報局

差止の仮処分が出る前に、一度、堂島プレミアムロールも食べてみたかった…と思うのは私だけでしょうか。

堂島プレミアムの評判をネット上で検索すると、「味はふつうにおいしいけど、クリームの量が堂島ロールの方が多い」とか。

食べ物は人によって好みが分かれますから、後発でも「おいしい」となれば、そちらに客が流れてしまうのもしかり。

モンシェールにすれば、ここからして「問題」ということだったのでしょう。

とはいっても、2013年に「堂島ロール」のモンシェールは、神戸のゴンチャロフ製菓から商標権侵害で訴訟を起こされ、逆転敗訴の過去があります。

モンシェールは当時、社名が「モンシュシュ」であったため、神戸のゴンチャロフ製菓の「モンシュシュ」の商標権を侵害されたとし、看板、包装紙などの商標差止と損害賠償を請求されました。

一審、二審ともに大阪地裁は、モンシュシュ(現モンシェール)の商標権侵害を認め、二審で被告に対し約5140万円の損害賠償を命じたのです。

こんなゴタゴタを知ってしまうと、人気のロールケーキも食べる前に「お腹一杯」です。


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