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地域団体商標を巡る小田原かまぼこ訴訟

「小田原かまぼこ」の商標を無断で使用!?

2017年5月16日(火)

箱根の温泉に行くと、帰りに小田原のかまぼこ屋さんに立ち寄るのがお決まりのコース。
その「小田原かまぼこ」が地域団体商標であったとは、昨年の夏に起きた訴訟で知りました。


「地域団体商標」とは?
地域の名称とそこの特産の商品名を組み合わせた商標で、2006年4月から施行された制度。

米沢牛とか、大間まぐろ、小豆島オリーブオイル、今治タオルなども地域団体商標。
地域特産物のPRを考えれば、便利でありがたい制度かもしれませんが、この制度ができてからいろんなトラブルも増えているようです。

「小田原かまぼこ」の訴訟に関しては、地域団体商標を持つ小田原蒲鉾協同組合が、南足柄市と小田原市の食品会社が無断で商標を使用したとして、販売の差止と損害賠償を求めていたもの。

食品会社、2社の代表は同じ人ですが、相手からすると、「小田原かまぼこ」の商標が登録される前から使用していたため、商標権の侵害にあたらないということなのです。

「小田原かまぼこ」巡り訴訟 文化  タウンニュース

地域団体商標は協同組合などの組合員以外は使用が認められていません。

ただし、被告の主張通り、団体商標登録以前から使っていたのなら、先使用権が認められることもあります。
とはいっても、「先に使っていたから」という理由だけで先使用権は認められるものではありません。

不正競争の目的がなく、その商標が広く知られているなど、いくつかの必要条件をクリアする必要があります。
それが認められないと、先使用権の適合は難しいでしょう。


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